えびとじゅにあと時々めいど

ジャニヲタの戯言

MADEと出会えて幸せだった


 今日、このタイミングではてブロを開設するとは……。

 改めまして、こんばんは。ひかりと申します。
 皆さんが、本日2020年1月31日をもって解散してしまうMADEについて語られていたので、私も彼らへの思いを記そうと思います。

 Twitterで長く絡んでいる方はご存知とは思いますが、私はかれこれ12年近くA.B.C-Z河合郁人君を応援している、筋金入りのジャニヲタです。担タレです、えぇ(笑)
 その郁人に次ぐ推しが、ジャニーズJr.の野澤祐樹君です。彼のこともかれこれ10年弱見守っています。
 さて、なぜ担当遍歴を綴ったかと言いますと、私とMADEの出会いから今日までの出来事は、この2推し無しには語れないからです。

 MADEというグループの存在は勿論昔から知っていました。えびちゃんが滝沢演舞城に出ていた時代から追っていますので、何度も名前を聞いていました。しかし、私が新橋や日生に通っていた時代に、彼らの本当の魅力に気付けませんでした。
 一番大きなきっかけは、野澤さんでした。
 若いお嬢様方は存じないかもしれませんが、かれこれ10年程前、ジャニーズJr.に『Mis Snow Man』という、先日デビューしたSnow Manの前身ユニットがありました。

 

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2012/02/29
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(Mis Snow Manのことは、この円盤を見れば一発で解決します。

本編より長いメイキングが最高すぎるので、最近Snow Manを知った人も是非。)

  

ここに所属する野澤さんに出会ったのが、2010年10月。それから彼らを応援したいと思うようになって追ったものの、半年が過ぎた頃から2人と6人にきっぱり別れはじめ、2011年9月に『noon boyz』が生まれました。笑っていいとも!最後の青年隊の、2人です。片割れが野澤さんでした。
 色々なことがありましたが、えびちゃんがデビューした2012年から2013年ぐらいまでは、Jr.のトップに居たのです。その彼がぱったり姿を見せなくなったのは、2016年5月以降。バックについたThey武道のクリエ公演が終わると、誰かのコンサートに出ることもユニットに所属することもなく、行方不明状態に。何よりも、みすの時代以前からぬんぼまで不動のシンメだった片割れが別のユニットを組んで、そのユニットが飛ぶ鳥を落とす勢いで人気も露出も増えて、相当メンタルやられました。どうしてこんなことになったのか、と。(……なんかデジャヴ)

 前置きが長くなりましたが、その野澤さんが久しぶりに姿を見せたのが、2017年のNEWSコンサートツアーNEVERLAND。3月31日に北の大地から届いた朗報に、飛び上がって狂喜乱舞致しました。
 そして、その2週間後。私は気付いたら仙台駅を見上げていました。野澤さんの姿が見たくて、の一心でした。今までほぼノータッチだったNEWSさん。その世界観は、私のど真ん中ストライクでした。こんなに作り込まれた世界観に野澤さんが携われていること、心の底から感動したのを覚えています。
 その後、ツアーが進むにつれてついったーで野澤さんが誰と絡んでいたかを聞くようになり、その中で徐々にMADEの名前を知るようになりました。5月には彼らのクリエ公演が控えていたのを知り、友人の声がけもあって、MADEを知りたくなって金曜日の夜公演に入ることになりました。そうしたら、初日のレポが上がって、野澤さんがバックについていると知って、それこそ本当に飛び上がりました。
 いざ公演に入ったら、まさかの『限界メーター』を0番で歌う彼が見れて、ひっくり返るかと思いました。ダンスクの公演後インタビューでMADE本人達が「この曲をのんちゃんに歌わせて自分たちが囲む」と語ってくれていたように、破格の扱いでした。野澤担、絶対にMADEに足向けて寝られない、と。
 クリエの時点ではまだまだMADE初心者の私は、MCのぽやぽや具合が何か微笑ましくて、ツッコミ不在かな~自由だな~なんて思っていたのをぼんやりと覚えています。その後呼ばれるはずの野澤影山大輝新藤が全然呼ばれる気配がしなくて日替わりか? と思うぐらい、稲葉光が様子おかしかったことを記憶している(笑)
 そこから、稲葉光が気になり出しました。何って、彼の方が圧倒的に先輩なのに野澤さんが「誰か(コイツ)病院連れて行け!」的に無遠慮で話すから、あぁこの人は野澤さんに『いじっても大丈夫な人』認識されているんだって。後輩とかなら分かるけど、先輩に対して野澤さんがその態度を取るのを見たのが初めてだったので、器の大きい人なんだろうなぁ、なんて思いから気になり始めました。
 同公演MCで稲葉秋山冨岡の3人が、野澤さんとはSUMMARYの時とかに一緒に仕事してたねって話から、4人で突然SUMMARY踊り出したのは今でも覚えています。本当に可愛かったんだよ。申樹がちょっと寂しそうだったことも(笑)
 ちなみに申樹は野澤さんにとって唯一の後輩で、クリエ公演中も野澤さんがグイグイ絡んで申樹が戸惑っていた(脅えていたw)のが不憫で、それによって顔と名前が一致しました。
 それからしばらくして、始まったばかりの『MADEにおまかせ』で健翔が彼を「のっくん」と呼んだことで、一気にガタガタッと世界が動きました。MADEってこんなに野澤さんに手厚いの!?最高ですか!?と。NEWSさんと同じぐらいMADEに感謝し、ネバラン仙台の時は全く意識していなかった4人を、東京ドームでは追うようになりました。フロートに乗って出てきた時はびっくりしたなぁ。NEWSさんがいかにMADEに信頼を寄せているかが伝わってきました。
 このドーム公演かな。『Silent Love』にMADEだけついているのは知ってたので、稲葉さん見る気満々だったんだよ。そうしたら、やたらジャケットはだけてセクシーな方がずっと視界に入ってくるから、もう目を逸らせなくて……。はい、秋山大河のことです。マジで視線泥棒、ずるい。それしか言えなかったな。

 この秋山大河という人が、我が自担・河合郁人と蜜月になるのはしばらくしてから。郁人の連載で大河の話がわんさか出る出る。えび座通じてめちゃくちゃ仲良くなる。え、あの超絶人見知りでビビリな郁人のテリトリーにこんな風に踏み込む後輩何者なの? と思いますよ。どんなコミュ力オバケなんだ、と。マジモンのコミュ力オバケだと後ほど知ります。
 野澤さんのことがあって贔屓にし始めたMADE。郁人の心の扉を開けた大河に、トドメを刺されました。やばい、コイツらやばい、と。全員まるっと可愛すぎるというのが知れたWeb連載『MADEにおまかせ』は、本当に有り難かったです。
 そんなこんなで、私の中で大河が3番目の推しにまで上り詰めました。それと同時に、MADEというグループがまるっと愛しいと思うようになりました。決定打はサマパラですね、うん。健翔がHGKになってしまった後の夜公演OP。3人の鬼気迫るダンスが忘れられません。「健翔の分まで自分たちが踊る」というのが、ビシビシと伝わってきました。
 何を隠そう、私は河合担。彼といえば、PZ11の例の事故。私は彼が怪我をしてしまってからの公演しか入れなかったのですが、その時にえび4人の「郁人の分まで踊る」という気迫がめちゃくちゃ伝わってきて……サマパラの3人を見ていたら重なりまくって。あぁ、この子達を見守ろう、と強く決心しました。
 一寸先は闇、だなんて言葉がありますが、Jr.はまさにそれ。ある日突然プロフィールが消えて居なくなってしまうのが当然の彼ら。プロフすらない無所は、それさえも出来なくて。ネバランで野澤さんとよく絡んでくれた福谷君もそうでした……。
『いつまでも居ると思うな、親と推し』
 その言葉は常に頭にあったけど、やはりどこかで永遠を信じている自分も居て。MADEとの幸せな時間は、これからも続いていくんだって思った。少なくても、去年の11月までは。
 例の報道が出て、最初は「は?マジで??」ぐらいだったけど、その直後のドTVから頑なに大河が登場しなくなって、これは大分ヤバイと感じました。幸運にも嵐5×20名古屋12月14日公演のチケットを手にしていた為、ナゴドで4人の姿をちゃんと見れました。心のどこかで、もう4人が並んでいる姿は見れないんじゃないかと思いながら……。皮肉にもその予感は的中して、結局、その名古屋公演がMADEとしての最後の表舞台となってしまいました。
 いい大人の恋愛事情なんてほっといてやれよ、なんて当初は思ったのは事実。ゴシップ記事は一切見なかったので、今でも報道された内容は全部把握してないし、これからもすることはないです。ただ、真実はどうであれ、疑われるような行動をとった2人が100%悪い。大事な時期に撮られたことも、プライベートな写真を売る存在が身近に居たということも、それに関しては大河を擁護する気は全くないです。もっとちゃんとしてほしかった。夢を売る仕事であることを、徹底してほしかった。3人にどれだけ迷惑がかかるのか、お嬢様達がどれだけ悲しむか、ちゃんと考えてほしかった。
 だからと言って、大河を嫌いになることは出来なかったし、明日になってもずっと大好きだって言える。
 だって、大河が作り上げた世界観は本物だったから。誰よりも作品作りに直向きで、誰よりもダンスに情熱を注いで、感情を乗せた表現が出来た。稲葉さんの腕を信じてブラックライト演出を実現した『Winter Moon』は本当に忘れられない。
 何で今日で無くなってしまうの? 春から解散考えてた人達が、あんなに暖かいライブする? 初めてもらったオリジナル曲を、あんなに幸せそうに歌い踊る? この件に関しては、きっと永遠に納得しない。12月の報道を受けて話し合いの末、解散しますと言ってくれた方が数十倍マシだった。これを言い始めたらキリがないので、今日で最後にするつもりです。真実は、4人の中にしかないから。でも、『4』をとても大事にしていた4人だから、4でなくなるなら0を選んだのかな、とは思います。

 MADEと過ごした時間は3年もなかったけれど、こんなにも全員まるっと大好きだと思わせてくれたのは、長いジャニヲタ人生の中でも希有な存在。何より、現場がとても暖かった。お嬢様達と会えるのが、本当に本当に楽しかった。行く度に会えるお嬢様、新たに出会うお嬢様、みんな優しくて仲良くて、本当に幸せだった。
 いつか。本当に、いつか。コレオグラファーとなった大河が作り出した世界に、3人が居てくれるといいな。いつかどこかで、大河の作品に触れられる日が来るといいな。これからそれぞれの道を歩いていくことになったけれど、誰かが困った時は、誰かが話を聞いてあげてほしいな。
 稲葉光、福士申樹、冨岡健翔の現場にはこれからも行きたいと思います。まずは春。3人の姿を、ちゃんと見届けるよ。

 まだまだ語りたいことは沢山あるけれど、この辺で一区切りしようと思います。
 MADEに出会えて、秋山大河に出会えて、本当に幸せでした。ありがとう。